漫画を読んでる時、聞いてた音楽がその漫画のテーマソングになっちゃうことがある結構
また、漫画や小説の中で音楽が扱われててそれが先生すごいDJっぷり!ということもある
「べしゃり暮らし」4巻で流れたハイロウズの「二匹のマシンガン」
すごくカッコイイ使われ方だ!と曲の方も気になって「バームクーヘン」をレンタル
「東京命日」良かったんだが、それ聞きながら島田虎之助の「東京命日」(夏コミに高円寺の古着屋さんで記念に購入)を読んでいたら同盤の「ハスキー」がテーマソングに ”映画”がキーワードになってそう思い込んだ
「東京命日」は色んな事情を抱えた人々が居てその人生が思わぬところで交差して
作用してる漫画 なんだがどうやって書いてるんだかめちゃくちゃ不思議
そこでそのカットが挿入されるのかよ?!という絶妙というか驚愕のブッ挿し方をして来る
人のいる分だけ何度も何度もカタルシスが訪れて、都度都度おお!とシビレル
ウェブ漫画「胎界主」これは結構前の話 最近読んでたのはアケミックスに教えて貰った「胎界主」
鮒 寿司さんの有名なウェブ漫画らしい 兎に角規模といい更新頻度といい、あと他にも色々すごい 因にフルカラー
一話とか読むと絵面の禍々しさにびっくりすると思う
私なんて「ジャムジャムジャム」という効果音が出て来た時、おっかな過ぎて先が読めるかどうか非常に不安だったが結局全部読んだ
あと読み辛い なんであんなに読み辛いんだ・・ なんでだ フルカラー?
でも面白い
悪魔が実在していて、悪魔の世界からこちら側の世界に人間を使い魔にすることで干渉し、牛耳って来たのであるという話
取り決めが色々あって、主人公が毎度仕込む省エネなトリック(大好き)があって、一話毎の顛末と、大枠で実は動いていた大きな謎とがあって何回でも楽しめる感じで複雑で豊穣
兎に角禍々しい印象が最初は強かったのだが、漫画がカッコイイし笑いどころもあるし、色っぽくもあり、更に爽快感まである
この爽快感に合致したのが丁度聞いていたスピッツの「さざなみCD」収録の「トビウオ」
疾走感と爽快感と飛び上がる感じとがあってかなり気持ちの良い曲
あと歌詞にツンデレの心情と、オーラという言葉が出て来るせいか
悪魔と人間が出て来て、人間は小学生と高校生と学校関係者と893と警察と名門家が主
登場人物の内高校生でも893の息子とかがクローズアップされていて、アウトロー
に強い作りになっているのだが、のちのち扱われるようになるアウトローの中のアウトロー達のエピソードがすごーく好きだ
人望のない裏番とか、失脚したいじめっ子一派(小学生)とか
錬金術みたいなキャラ利用を見せてくれる
女木常さんのハードボイルドさは最早小学生とは思えん
どうやってそんな腹括ったんだ
人間はなんだかんだタフでエネルギッシュだが、悪魔達の側にはルールが色々あって創造主でもある自分のボスに絶対の忠誠を誓っており真面目に任務遂行したりして苦労人揃いでしかもプライドが高くて大変好印象 そして怖いのと色っぽいのが半々
メフィストフェレスがタロット・アスの鏡の中で
「良い主人は良い鏡を持っている」
と呟く場面があって、この鏡=部下とか手下を指しているのだと推測すると、
部下を見れば主人の善し悪しも判然とするものだと言ってることになる
彼のボスはもちろん「善い」ので自分も彼の善い部下であると自負している
ということで、また常にそうでありたい、そうであるべきだと思ってるのだろう
感服する でも萌えでもある 主従主従・・ウキウキ♪
悪魔とか好きな人はとにかく一回最後まで読んでみればイケル筈!
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